Smells Like Teen Spilit









































小さい頃はニルヴァーナを聞いて育った。
カート・コバーンの魂を削って出しているような歌声は当然俺の魂をも削りながら魅了した。
どうして聞き始めたのかはよく覚えていない。
その頃俺は孤児院にいて、クソみたいな飯を食ってクソみたいな年長者にいじめられながらクソみたいな生活を送っていた。
どうしてあの時死ななかったのか、今も疑問。
まあそんなことは置いておいて、現在の話をしよう。


運良く俺は今、スリーピースロックバンド(名前はたぶんその内変えるけどYZYで、ベースに眼鏡、ドラムに怪力少女)の
リードボーカル兼ギターをやっている。
今度インディーズからCDも出せることになった。人気もそこそこある。ワンマンライブを開いても中々の客入りだ。
疎ましいものでしかなかったこの生まれつき真っ白な頭と真っ赤な両目が、何故か神秘的な要素として扱われている。
「呪いにかけられているようだ」とどこかのライターに書かれたこともある。
別に俺は呪詛を込めて歌を唄っているわけではない。何も考えていない。
ただ、唄う。唄っている間中、それ以外は考えていられないのだ。

 
さて、そんなことははっきり言ってあまり重要ではない。
俺が話したいことは、俺が今一番恐れていて、なおかつ不思議で、惹かれているものについてだ。
今かなり悩んでいるし困っている。助けて欲しくて誰にともなくこの話をする。


そいつに出会ったのは3ヶ月ほど前のことだ。
俺はライブを終え、裏口からバンドメンバーとは別に会場を後にした。
だが裏口にはちらほらと出待ちのファンがいる。ありがたい話だがその日俺は少し風邪気味で怠く、一刻も早く家に帰りたかった。
こういうとき支えてくれる女がいればいいのだが、どうしてか誰とも長く続かない。
一発ヤってさよなら、というのが一番多いパターンだ。
ふらふらと彼らを掻き分け歩いていると、二人連れの一人が俺を見て興奮していた。
何となしに其方に視線を遣ると、騒いでいるのは一人の若いパンクかぶれの男だけで、もう一人はちょっと迷惑そうに混乱していた。
真っ黒な長い髪に、清潔そうな服。凡そこの場には相応しくない。
女かと思ったが、真っ平らな胸を見て直ぐに男だと思った。
だが、次にそいつの顔を見たとき、また女か男か分からなくなった。
そいつは__後に桂小太郎という名だと分かったのだが__とんでもなく美しい顔をしていた。

細い眉に、筋の通った鼻梁に、薄く形のいい唇。
何よりも、その真っ黒な意志の強そうな、光を煌々と湛えた瞳。
少し、垂れ目。長い睫毛。
ほんの一瞬目が合っただけなのに、俺はこんな細部までも記憶していた。
今から思えば一目惚れだったんだろう。だがその時俺は、女だったら口説いてたのに、と残念がっただけだった。









「お兄さんじゃない桂だ」

これが最初に交わした言葉。
次のライブにもその次のライブにも、その美少年は例のパンクな友達と一緒に現れた。付き合いとは言えよくやる。
その時奴は__桂は独りで退屈そうに、うちの眼鏡のところにサインを貰いに行った友達を待っているようだった。

めちゃくちゃ横柄な態度と、あと辻褄が合わない会話と、携帯にぶら下がっていたペンギンおばけ
(ペンギンおばけじゃないステファンだ!と桂少年は言った)に俺はどっと疲れてしまった。
見かけ倒しかよ、とも思った。まあ見かけとかそんなん、別に男だから関係ないんだけど。

もう二度と話しかけまいと思ったのに、何故かその後俺とこの桂は電話番号を交換し、
メールとか電話とか頻繁にするようになってしまい、打ち上げや飲み会があれば必ず誘うようになった。
暇なときは桂の下宿先に行ったり、桂をうちに呼んだりするようにもなった。何曲か奴の家で作った。
バンドメンバーもヅラヅラと言って懐くようになってしまった。
あのパンクな友達はどうしたのか、もうよく知らない。始めは打ち上げとかにもいたような気がするけど。


桂は変だったが、綺麗だった。そして曲がらない意志を持っていた。
将来は政治家になって必ずこの国を変えてみせると、昔の攘夷志士みたいなことを言っていた。
俺は桂に興味を持った。
その一度抱いた興味は、飽き性の俺には珍しくいつまでたっても萎まず、寧ろどんどん膨れあがっていった。
まあ、その過程にもいろいろあったのだがそれは割愛する。

ああ、もう正直に言う。俺は桂に恋愛に近い感情を抱き始めていた。
だって容姿がどストライクなんだもん。妙にウマも合うし、不可解なことだらけなせいでもっともっと入り込みたくなる。
もう最悪。こないだなんか、桂で一本ヌいちゃったし。
AV女優が黒髪長髪だった所為だ。…でも、俺は以前からそういうタイプの女優が出てるAVばっか借りてたんだけど。

しかし、しかしだ。俺はゲイじゃあない。断じて違う。俺は女が好きだ。
桂と連みはじめてからだって何人か女とヤった。それなりに気持ちよかった。
俺は女のしなやかな身体や、柔らかい乳房が好きだ。絹のような質感の肌が好きだ。それは絶対に間違いない。

で、更にここでもう一つ。桂もゲイじゃない。経験値は零だけど。
勿論童貞だし、キスしたことも、女の子と手を繋いだこともないらしい。でもゲイじゃない。
ゲイではないけど、一度も誰かを好きになったことはないという。
一度本気で「俺はあせくしゃるというやつかもしれん。女も男も愛せない無性愛者というやつかもしれん。俺は病気かもしれん。
どうしよう銀時!この先一生誰のことも愛せなかったら!」と相談されたことさえある。
その時は冗談で、「じゃあ俺が嫁にもらってやるよ」と言ったのだけど。
…最悪、もう死にたい。





「クリスマス」



事の始まりは、桂がぽそっと寂しげに、街の至る所にごてごてと装飾されたイルミネーションを見て呟いたことからだった。

「どうしてクリスマスになるとみんな彼女が出来るんだ?」

なるほどこの無性愛者(自称)は、友達みんなに彼女が出来てしまい独り寂しく聖なる夜を過ごす羽目になってしまったようだ。
元々友達なんてそんなにいないのだろうが。

「じゃ、俺ん家来る?」

何でそんなこと言っちまったのか、今でも謎だ。
俺だってバンド野郎の端くれだ、クリスマスにお誘いをかければお泊まりしてくれる女の子の一人や二人の番号は知っている。
またはいつものバンドメンバーで朝まで飲み明かせばいい。
なのに、俺は二人っきりで此奴と過ごそうとしてしまった。何でだろうな。

というかよく考えると、その日はクリスマスライブがあった。
だが前言撤回など出来ない(分かってるよ言い訳です)し、桂は俺に遠慮しながらも嬉しそうだし、
嬉しそうにしてはにかんでる顔ちょっと可愛いし、うそ大分可愛いし、…うん。


「でも銀時は、誰か…彼女とかと過ごさないのか?」

「ばーか、いたら誰がヤローと二人で過ごすかよ。
ライブあるからその後になるけど、それまでにケーキとうまいもん作っといて。
ケーキはホールだぞわかってんだろうな」


我ながら本当に気持ち悪い。
こんなこと可愛い女の子に頼めば、世間の誰もが羨む甘い聖夜が手に入るのに。
桂はわかった、と少し赤い顔で答えた。




クリスマス当日。
俺はライブが終わると打ち上げに不参加の意を告げ、女だ女、銀ちゃんに彼女が出来たアル、と騒ぎ立てるドラムの声を背に
疾風のごとく原チャで帰宅した。
帰宅すると、注文通りショートケーキ1ホールと、なかなかに手の込んだ料理が並んでいた。
俺の好物ばかりで、不覚にもきゅんとした。


「ほんとにいいのか?今からでも、お前と一緒に過ごしたいって言う人がいるならそっちに行っても」

「だーっお前喧嘩売ってんのか!?いねえって言ってんだろーが、今日はロンリー同士慰め合う会なの!!ほら喰うぞ!」


だから、俺はお前と過ごしたいんだって!と言いかけた自分をこっそりぶん殴った。
まさかそんなことを言うわけにはいかない。
今の状態が心地いいんだ。そんな阿呆なことを口走って、桂と縁が切れたら元も子もない。
これからも、一生言わない。そう誓っていた。

どうせ買ってないと思ったから、分けて貰った酒と一緒に俺と桂は料理を平らげ、ケーキを貪った。
半分以上俺が喰ったけど。


「あーうまかった。クリスマスで一番愉しいのはケーキだな、ケーキ」

「…うぅ…飲み過ぎた」

「はぁ?お前夜はこれからだぞ、吐くまで飲ますからな」


とか言いながら俺も早々に酔いが回ってきた。素面じゃいられないというのもあったが。


「…銀時」

「んあ?」

「今日は本当にありがとう。おかげで初めてクリスマスが愉しい日になった」

「…や、俺こそ。こんなうめー飯久々に喰ったわ」



「…銀時は優しいな」



ちょっと、本当に勘弁してくれ、と俺は心中穏やかでなかった。
桂は髪を珍しくアップにしてて、ほっそい首もとが露わになってて、しかも酒の所為で仄かに桃色に肌が染まっていた。
そして穏やかではないのは心だけでなく、股間もだった。
上気した頬で「優しいな」なんて少し憂いを帯びた瞳で言われたらたまったもんじゃない。
たぶん此奴は、未だ俺に女がいて、ロンリーで可哀想な後輩を情から構ってくれているんだと思っているんだろう。
だから少し寂しそうなんだ。莫迦なのこいつ、ほんと。


「…優しくなんかねーよ」


腫れてきた息子をごまかすために、俺はごろりと床に転がった。必然桂を見上げる格好になる。


「みなしごで、孤児院脱けてからは随分きたねぇこともやって生きてきたよ。
誇れる人生じゃねえ。人もいっぱい傷つけた」


妙な話をしてしまった。
俺は、誰にも身の上話をしたことなどなかった。だが桂には知って欲しかった。

すると桂は傷ついたような顔をして、「すまない、そんな話をさせて」と言い、俺に近付いて頭を撫でた。


「でも関係ない。お前は俺にとって、世界一優しい人間だ」


ふわふわと髪を撫で、たまに悪戯に引っ張る。
で、今までで一番柔らかい笑顔を見せる。
綺麗だ。こんな汚い世の中に相応しくない、いっそ高貴なまでに綺麗だ。


違うんだ、聞いてくれ。こうなることを計算してお涙頂戴の昔話をしたわけじゃない。
自分の息子を宥めるためでも、桂に同情してほしかったわけでもない。ただ聞いてほしかっただけ。
それでもただでさえ欲情していた俺に、その笑顔と手は酷すぎた。
理性が切れる瞬間、ってホントにぷちんって音が聞こえるんだな。学んだ。


愚かにも、一生この妙な気持ちを隠すという俺の誓いはあっさり破られた。まあ無神論者だから誓う神もいない。

俺の頭を撫でる桂の男にしては小さい手を、俺はそっと掴んだ。
そして、ずるずると不格好に身体を起こし、桂のきょとんとした大きな両目を見つめた。

で、そのままキスした。


唇を重ねてる最中、切れた筈の理性が繋がって後悔の嵐がやってきた。
ああもうおしまいだ。せっかく愉しい夜だったのに、今日が俺と桂の最後の夜になるなんて。俺ほんっと莫迦!

だが意外にも桂は抵抗しなかった。
驚いていたが、唇を離して俺がばつの悪い顔をしても、突き飛ばしたり怒り狂ったりしなかった。
俺の予想では、貴様俺をそんな風に見ていたのか、とか罵られると思っていたのだが。


「…あ〜…その、ごめん」

「…何で謝る」

「いや、その…」


しかも桂、もしかしなくても今のがファーストキスじゃねえか。
うわ、もうどうしよ。なかったことにできねぇかなこれ。ドラえもんとか現れねえかなこれ…。

そんなことを考えていると、桂は俺のでろでろになった服の袖をくい、と掴んだ。


「…巫山戯たのなら、本気で怒る。お前とはもう縁を切る」

「…ふざけてない」

「…なら、いい」


いいって何が、と聞き返そうとしたが、桂のアルコールの所為だけではない真っ赤な顔と伏しがちな目を見て
言葉を飲み込んだ。
その代わり、もう一回キスした。今度はもっと長かった。
離した。桂は息の仕方もわからないようで、苦しそうに何度か息をした。
整ったところでもう一回。今度は舌を入れた。
びくっと一度桂の身体が仰け反って、舌も追えど逃げるばかりだったが、抵抗はしなかった。
桂はぜえはあと息を弾ませて、初めての行為に困惑しているようだった。
俺も俺で、思いがけないこの事態に混乱していた。
だがふと、桂が今のキスで勃ってしまっているのを見つけた俺は、何のためらいもなく桂のジーンズのファスナーを下げ、
トランクス(ステファン柄)に手を突っ込んで手コキをおっぱじめた。


「えっ、ちょ、それは」

「いつも自分でシてることだろ?それを他人にやってもらうだけだって。
…だいじょーぶ」


何がだいじょーぶなんだか。普通男同士で手コキなんてしない。何も大丈夫じゃない。
しかし桂は何と俺の言葉に納得したようで、それ以上何も言わなかった。
ただ死ぬほど恥ずかしかったのだろう、絶対にその異様な光景は目にしまいと俺の首に両腕でしがみついて
首に顔を埋めてしまった。
桂が羞恥を隠すためにしたその行動は俺にとっては大打撃で、桂の熱い吐息を首筋に、
耳に感じているだけでもう自分のがびんびんだった。
野郎のちんこシゴきながら手前のも押っ立てるなんてとんだ変態だと思う。


自然の道理で、桂は吐精を訴えた。
俺はおざなりに転がっていたポケットティッシュを数枚取り、桂を思う存分イかせてやった。
オナニーしたことないのかってほどに濃い精液が俺の手を伝っていった。

問題は俺のがちがちのムスコだ。まさか桂に手コキをせがむわけにもいかない。
虚しくトイレに駆け込もうかと思い巡らせているとき、予想外にも桂は俺のジーパンを脱がせ、
「こういうのは、公平な方がいい」ともっともらしいことを言って何と自分がされたのと同じようにして
一生懸命俺のナニを扱き始めた。
正直、今まで感じたどんな快楽よりも、この数分間が最高に気持ちよかった。
まあ、技術面ではまだまだ素人だけどそこがいいって言うか。
俺よりずっと小さいその細い白い手が、俺のを掴んで気持ちヨくさせようって頑張ってる姿が、
めちゃくちゃそそった。

実を言うとこのとき、俺の破壊衝動は振り切れる寸前だった。
押し倒して身体中舐め回してもっとイイ顔見せて欲しかった。
でも俺は臆病者で、この先に進む勇気は全くなかった。
男同士のセックスはアナルセックスだってことは知識として知っている、でもそんなのこの先一生関係ない知識だと
思っていたし、第一そう簡単にケツにハメればいいんだよって言われても無理だ。わからない。
女の膣とは違うんだ、あれは子供産むときのためにちゃんと広がりやすくなってるし第一生殖機能として備わってるんだから、
いくら処女でキツキツでも頑張ればちゃんと入る。そういう作りなんだ。
でもケツは違うだろ、排泄のための器官だぞ。
痛いに決まってるし、第一気持ちよくなんかなれるのか?無理だ。
桂に辛い思いはさせるわけにはいかない。

そんなことを頭の隅で考えつつ、俺に抱かれてあんあん言ってる桂のあらぬ媚態を妄想して更に
現実が映し出している目の前の桂の戸惑った顔を見るともう、この世の天国だった。



 お互いをお互いでイかせた後、当然気まずい空気が部屋に充満する。
俺は今、このときどうして好きだと言えなかったのかと非常に後悔している。

酔いも醒め、手持ちぶさたな俺たちは適当に映画を見ることにした。
俺の家にあるDVDから、桂が一番見たいものを選んでもらった。
ガス・ヴァン・サント、ラース・フォン・トリアー、アレハンドロ・アメナバール、ミヒャエル・ハネケ、
ペドロ・アルモドバル、デヴィッド・リンチ…とまあ、趣味が偏りすぎていて全く相応しい映画がなく、選択に困った。
犬や猫が出ている映画はないかと聞かれたが、あるにはあるがイリャニトゥの闘犬ものしかなかったのでないと答えた。


「銀時の一番好きな映画でいい」

「…でもたぶん、桂つまんないよ?」

「それでもいい」


結局、サントのラストデイズを選んだ。
無音でずるずると進んでいく映画なので、当然眠気を誘って俺と桂はいつの間にか眠っていた。




















とまあ、これが2日前。
クリスマスが終わると、街は一変して正月ムードだ。
キリスト教から転じて神道へ。節操なさ過ぎる。
そろそろ断食も導入したらどうだろうか。

…桂は正月帰省するんだろうか。
それは置いといて、最低なことに俺はまだ桂に連絡をしていない。
どうすべきかわからないのだ。自分から仕掛けといて、情けない話だ。

でも、どうすればいい?そもそも桂はどう思ってる?
何を思って俺を受け入れた?
というか、俺はこの先桂とどうなりたいんだ?
付き合う、って言ってもなあ。
勿論ずっと一緒にいたいし、正月とかもやっぱ残ってうち来てほしいなと思うし、
いずれはこないだの続きだってしたいし。
でも男同士だよ?どう周りに説明すんの?


はあ、とひとつ大きく溜息。部屋にろくな暖房器具がない所為で、その溜息は真っ白だ。

わかっている。とりあえず、電話だ。

で、まず正月帰省するのかどうか聞いて、忘新年会とかあるけど来るよな、とか言って、それで…それで?
何だこれは。女々しい。大好きなダーリンに電話かける直前の女子じゃねえか、俺。


 と、どこかでバイブが煩く鳴り響いた。
布団に埋もれていた携帯を探し当て、七色に光る画面表示を見ると、桂小太郎とあった。とたんに心臓が痛くなった。


「…もしもーし」

「もしもし、桂だが。あの…この間お前の家に忘れ物をしたと思うんだが。
いつでもいいんだが取りに行っても構わんか?」

「いつでもって…お前帰らねぇの?」


俺は桂が忘れたものが何かも聞かずにそんなことを先走った。
ああ、と電話の向こうで桂が答える。
理由を聞こうと思ったが、どうでもいい。後で聞けばいい。


「俺はいつでも大丈夫だから、銀時が暇な時で」

「ああーじゃあさ」


もうこれは決めるしかない。
これは神さま(いないと思ってたけど、やっぱりいる。少なくとも恋の神はいるのだ!)の思し召しというやつではないか?
桂の気持ちは未だ全然分からない。
もしかしたらあれは酔ってただけだとか言われて無様にも失恋するかもしれない。
でも、仕掛けたのは俺。好きになってしまったのも俺。

今度はギターに誓おう。次こそは、ちゃんと伝えるって。








「正月、うち来てよ。一緒にいたいから」




















別に大学生パロとかでよかったんじゃない…これ…
需要がなくても正月暇だろうからハッピーニューイヤー篇も書きまーす


書けましたー こっち